事例ケース（１）

利用前の身体･精神状況

• 平成１９年６月縁側で転倒し肋骨を骨折、７月風邪をこじらせ栄養失調からくる肺気腫を診断
• 室内は自立歩行可能、下肢筋力低下の為歩行がやや不安定、立位は長く保てない
• 週２回のホームヘルプサービスを利用する様になった、近所付き合いはほとんどない

現在の状況

• １人で買物が出来る様になった、又他の利用者とのコミュニケーションも良く取れている
• 認知症は徐々に進行しているが服薬確認の声掛け、残薬の確認をデイサービス・ホームヘルプサービスで協力をし実施している
• 利用開始から２年３ヶ月経っているが｢要介護１｣を継続している

事例ケース（２）

利用前の身体･精神状況

• 平成１５年１０月手指振戦、動作緩慢、歩行障害発生、又精神科でうつ傾向と診断
• 平成１７年６月仮面様顔貌、単調言語、筋固縮、姿勢反射障害を認めパーキンソン病と診断
• 歩行障害があり、狭いところが苦手で動けなくなる、又動作の途中で止まってしまう時がある
• ほとんど外出せずに庭に時々出る程度、又年齢が若いのでなかなか人との接点がない

現在の状況

• ターゲットバードゴルフの定期練習会に参加し、毎週１回友人とコースに出ている
• バスと徒歩で毎週デイサービスまで自力通所している

事例ケース（３）

利用前の身体･精神状況

• 平成１９年１０月勤務していた会社で脳出血を発症、脳出血後遺症による左麻痺
• 高次脳機障害が残った為会社を退社、又左半側空間無視の域がある
• 段差のない所は歩行できるが、段差のある所は手すりがないと転倒の危険性がある
• 近所や地域との交流はなかったが、積極的に病院でのリハビリに努めた

現在の状況

• 杖歩行から杖なし歩行となった、又左半身はかなり動くようになった
• デイサービス週２回、病院リハ週１回、病院ボランティア週２回参加している

※読売新聞　医療ルネサンス「脳卒中自立へのリハビリ｣（2009/9/15）に記事が掲載されました。